TSUGUGOTO PROJECT VOL.1 新潟 番外編

番外編表紙

日本の伝統工芸を新しい形で継承する「tsugugoto」

藤岡染工場さんにお伺いするにあたって、その地域のイロイロなものを見て、聞いて、食べてきました。
伝統を受け継いでいる所、単体を知っていくのではなく伝統を育んできた地域にまつわるエトセトラを感じとるというのがこのプロジェクトの大きな意味の一つです。これからもご当地の良い所、良い物、良い人を感じ取り、皆さんにご紹介していこうと思っています。

風合いが懐かしいローカル線

列車
新潟駅から1時間程ローカル線と一両のワンマン電車の旅でした。ローカル線は手動開閉!ワンマン電車は押しボタン式開閉!車内の暖気や冷気が逃げないようにという事と、単線なので、列車行き違いで待つ時間が多いからというのがその理由。地方ならではの知恵ですね。車窓からは水田が美しく、窓を開けると澄んだ香り漂っていて電車の旅に癒されました。

五頭温泉郷 村杉温泉 角屋旅館

番外編旅館集合
白鳥の渡来地として全国的に有名な瓢湖(ひょうこ)の近くに位置する、五頭温泉郷 村杉温泉。ラジウムを多く含み特に婦人病に効果があることから、古くから「子宝の湯」としても有名だそうです。今回お邪魔させて頂いた角屋旅館さんでは、そんな言い伝えから[妊婦さんにやさしい宿]としてもご提供されています。

旅館社長突然の訪問にも関わらず、取材に快く応じてくださった[角屋旅館]の安永社長。安永さんは以前広告会社にお勤めされていたそうで、旅館内はアイディアの宝庫。入浴方法から、食材、遊び道具まで、随所に行き届いたサービスに脱帽です。ビジュアル面にもかなりのこだわりを感じましたが、訪れる人への気配り具合が半端なくこだわってらっしゃいます。
そこかしこに置いてある道具もハンドメイドされていて、たとえば、靴べらひとつとってみても、かがまなくても靴がはけるようにと竹林から切り出して長さを調整し自ら作ったそう。リピーターが多いというのも納得です。
遊び心を忘れず、常に消費者目線で物事を考えられているその姿勢にアトリアスタッフも学ぶ事の多い一時でした。

旅館座布団旅館内で、今回見学させて頂いた[藤岡染工場]さんの座布団を発見しました。建材屋さんのハッピの“建”の文字をトリミングしたデザイン座布団は粋でオシャレで旅館のこだわりの空間にしっくりとなじんでいました。伝統を受け継ぐもの同士の繋がりがあり、地域ぐるみで発展していくその様子に、人と人との繋がりの大切さを更に実感た今日この頃です。
角屋旅館HP

蒲原まつり

お祭り
蒲原神社とその周辺延べ1㎞にわたり400店あまりの露店が並ぶ蒲原祭りに丁度でくわしました。830年の伝統を持つその年の稲作の豊凶を占う神事「御託宣」が神楽殿で行われるそうです。神社でお参りした後、新潟名物「ポッポ焼き」を食しました。

新潟駅前 ポン酒館

ぽんしゅ
新潟といえば日本酒。日本酒と梅酒三種を500円でお猪口5杯分試飲できるポン酒館は是非寄りたいスポットです。アトリア編集部は越後湯沢駅に引き続き2回目のポン酒館。無料の各地の塩と味噌をつまみに味わいました。巷に出回らない希少価値の高いものあり、お気に入りのお酒を探し出せる絶好の場所です。是非旅行の際にたちよってみてください。

訪れた地域の特産品を食す

特産品食べ物
山・川・海・平野すべてが揃う自然豊かな風土に恵まれた新潟。お米の生産量は全国第1位で「新潟のお米は美味しい」ことは有名です。その他、たくさんの特産品がありますが、今回は取材で訪れた新潟・阿賀エリアの美味しいものをご紹介します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
上段(左)岩瀬の清水そば
水が豊かな所=そばが美味しいは鉄則。明治36年に、この清水場のすぐ前に小学校が建てられて以来、子供たちに利用され、地域の人たちや子供たちの手によって大切に守られ、市の文化財にも指定されているお水を利用しています。
上段(中央)魚沼産コシヒカリのご飯セット
新潟と言えばお米です。美味しいお米と山芋でとろろご飯を頂きました。つややかで、弾力のあるお米に感激!日本人に生まれた事に感謝です。
上段(右)ポッポ焼き
蒲原まつりの出店で頂いた、長細いパンのような菓子のポッポ焼き。この地方のお祭りではかかせない名物だそうです。焼き器の蒸気口に笛をつけポーポーと鳴る音で客寄せをした、蒸気が上がる様子が蒸気機関車に似ている等名前の由来は様々。

下段(左)越後栃尾の油揚げ
厚揚げと間違う程の大きさと厚さのジャンボ油揚げ。秘訣は[にがり]を入れるタイミングと二度揚げにあるそう。パリッとした食感と弾力があって、フキミソを付けて食べると本当に美味。
下段(中央)南魚沼の美雪マス
美雪マスとは、ニジマスとイワナの仲間のアメマスを掛け合わせたマス。名前のとおり身が美しいです。量産できないらしいので訪れたときに是非食べておきたい一品です。
下段(右)日本酒利き酒
ポン酒館に空き足らず、日本酒の利き酒をしてしまいました。それほどまでにに美味しい新潟の日本酒達。辛口さっぱり派のワタシは中央の鶴齢がオススメ。

新潟・阿賀のお土産

お土産2
(左)最上屋 三角だるま
三角達磨は起上がり小坊師の一つで、七転び八起きを願い、病気や災いなどから早く再起できるようにと願いをかけた縁起物です。かつては新潟等県内各地で作られていました。
この民芸品を模したお菓子[三角だるま最中]はとてつもなく可愛い!シソが餡の中に入った組み合わせが美味しい一品です。
(中央)てぬぐい
260年以上の歴史を誇藤岡染工場さんのてぬぐいは手作りの暖かさを感じます。藤岡染工場HP
(右)椿もち
水原(阿賀野市)で愛され続けたからこそ残った真の郷土菓子[椿もち]は上品で薄甘いさらっとしたういろうのようなお菓子です。