Monthly Archives: 8月 2013

TSUGUGOTO PROJECT VOL.2 山源陶苑

tsugugoto,

山源表紙

日本の伝統工芸を新しい形で継承する「tsugugoto」

今回の「tsugugoto」は愛知県常滑市にある山源陶苑さんに伺ってきました。名古屋より電車で約40分程。中部国際空港を有するやきものの町です。鎌倉時代、各地で特色ある陶器の生産が行われるようになり、代表的な産地は「日本六古窯」と呼ばれています。常滑(愛知県)、瀬戸(愛知県)、越前(福井県)、信楽(滋賀県)、丹波(兵庫県)、備前(岡山県)の六つの窯で、中世常滑焼はその中でも最も大きい生産地でした。
今回は、やきものを専門とする工場がたくさん存在する常滑市の中で、伝統を受け継ぎつつも、新しい改革を起こし、現在山源陶苑として活動しつつも【MOMkitchen】ブランドを立ち上げていらっしゃる【MOMkitchen代表】鯉江さんにお話をして頂き、「tsugugoto」=伝承・継承したいモノ、コトを体感してきました。

けんがく山源さんは、お父様の世代から受け継がれた工場で出来上がった商品の棚、焼き釜、女性スタッフが中心となって手捻りで模様等を手仕事で装飾している場所、型を作る場所などがそれぞれ分かれており、2F建ての工場は想像以上に充実した空間になっていました。
手仕事の場所とうまく現代のシステムを導入させたバランスは初代から受け継いだものを大切に、且つ、上手に進化させた賜物なんだと感じ感動しました。

こちらの常滑の地域の中では釉薬の種類をたくさんお持ちであることも山源さんと特徴だとか。。。

決してスムーズに現代の形になってきたわけではない・・時間をかけ、残すもの、変わるものを丁寧に丁寧に育ててこられたことはいうまでもありませんね。
写真左:丁寧な案内をして頂いた鯉江さん

山源陶苑ー新しい力と熟練の技

後輩てびねり
作業風景また、山源さんでは、若手の女性のスタッフさんの存在が目立つ反面、ベテランの型師の職人さんや、長年焼き物を作ってこられた職人さんを社内に招き、技術を丁寧に受け継がれていらっしゃいます。
常滑では窯元の数が 1/3に減ってしまっているという状況の中(10年後には今のペースで衰退してしまうと30件程しか残らない可能性もあるとのこと。。。)
後継者を上手に見つけ、教育されていることも山源さんの自社への愛にとどまらない常滑(地元)愛を感じるところでもあります。
↑手捻り風景
↓熟練の技を要する型作り風景

先輩 型

常滑焼きと言えば朱泥土

常滑焼いぶし説明
お茶を淹れた時に酸化鉄とお茶のタンニンが反応して、苦味渋味がほどよくとれ、まろやかな味わいになるという特徴のある土ですが、表情をつけるいぶしの技術もされているそうです。
皆さんも、ふわっと底を黒くいぶした茶器は見かけたことがあると思いますが山源さんでは、番外編で登場した玉光陶園さんと連携し、自社だけで完結しないモノ作りを心がけていらっしゃる様子。
それもまた、鯉江さんの地域全体に目を向けられている想いだと、痛感しました。

使い込まれた道具がみせる風合い

常滑焼道具たち
今回も、新潟に続き、工場を見学させていただき、使い込まれた道具自体が、何でも使い捨て時代の今だからこそ、より魅力的にうつり、短い期間では生み出せない「味」となって素敵に目に映りました。

伝統をたやすことなく、受け継いでいこうという若い世代がブランド力にあまんじず、新たな試みを模索して奮闘している姿が印象的でした。
常滑焼をモノとしてだけでなく、素晴らしいロケーションの地域を含め、新たな第一歩が踏み出せそうな予感がします。
人と人の繋がり。。。そして伝統の技、心の継承。。。私たちアトリアも微力ながら、繋がりの一部になり、継承できるようなアイデアを出しながら、発信していけたらと思っています。
アトリアで出たアイデアの形は次回へつづく。。。

TSUGUGOTO PROJECT VOL.2 常滑 番外編

tsugugoto,

番外編表紙1

日本の伝統工芸を新しい形で継承する「tsugugoto」

今回は新潟に引き続き第二回目。山源陶苑さんにお伺いするにあたって、その地域のイロイロなものを見て、聞いて、食べてきました。伝統を受け継いでいる所、単体を知っていくのではなく伝統を育んできた地域にまつわるエトセトラを感じとるというのがこのプロジェクトの大きな意味の一つです。常滑はもちろん経由先でもあるB級グルメのルツボ[名古屋]を踏まえてご報告します。今回もご当地の良い所、良い物、良い人・・・本当にステキな所でした。

常滑 やきもの散歩道

とこなめさんぽ
「美しい日本の歴史的風土準100選」(平成19年3月選定)にも選ばれた、常滑駅から徒歩で5〜10分にあるやきもの散歩道。迷路のようで、ノスタルジックな気分を味わえる異世界にトリップした様な散策でした。

とこなめさんぽ2窯場や高い煉瓦煙突、土管や瓶で埋めつくされた土管坂等歩いているだけでも充分楽しめますが、陶芸体験ができる施設やギャラリー、カフェ等が昭和中期の風情を活かし点在していて面白いです。
途中、ギャラリー兼常滑焼セレクトショップのmorrinaのオーナーさんとも知り合いになれ、熱い思いや楽しいお話を聞きました。
約2時間程の散策でしたが、満足☆
でも、もっとイロイロ何かありそう。。。次回はもっとのんびりとじっくりまわってみたいと思います。

常滑の急須

急須2人
常滑焼で使用される特徴的な赤土は、酸化鉄を多く含んでいます。酸化鉄を多く含んだ陶土は、お茶を淹れた時に酸化鉄とお茶のタンニンが反応して、苦味渋味がほどよくとれ、まろやかな味わいになるそうです。よって、昔から常滑=急須がたくさん生産されてきたそうです。
今回、山源陶苑さんのご紹介で急須作り一筋で技術を受け継がれている玉光陶園を見学させて頂きました。

伝統工芸士でもある梅原廣隆さん[写真右上]。(左は継承者の息子さん)
人としても、スタッフ達もいっきにファンになるくらい魅力のある方で、とても丁寧に説明・実演してくれました。パーツごとに何個かまとめて制作していくらしいですが、ものすごい早さと正確さで、あれよあれよという間に、4組の急須パーツが揃いました。っす、すごい!!
【カラダが自然と覚えている】風景を目の当たりにし、感銘を受けました。

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ななちゃん←←←←←名古屋のシンボル?ナナちゃん。
新幹線口から歩いて三分程のところにある大マネキンです。縮尺は左図通り。。。。
シーズン事にオシャレに着替えるらしいのですが、この時はイベント用だったらしく、アゴがすごいことになっていました。
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名古屋メシを堪能する

独特な食文化を持っていると言われている名古屋。今回は名古屋メシを堪能してみました。
[赤味噌文化][名古屋コーチン=鶏肉文化]・・・。ベスト1は土手煮!赤みその風味がイヤな臭みも消して、まろやかで濃厚な味わいがとても気に入りました。
次は、今回食べそびれた、新幹線のコンコースの“きしめん”を絶対に食します!!
プリント

今回のお土産

名古屋には、抑えておきたいアイテムがぎっしり。主要な名古屋メシお土産は、名古屋駅周辺でほぼ手に入ります。
味仙の台湾ラーメン・味噌煮込みうどん・寿がきやラーメン・きしめん・手羽先・しるこサンド・なごやん・てんむす・・・etc。迷っていたらきりがない程。。。
おみやげ元
赤出し味噌
今まで食べていたものとひと味違う!お出汁が美味しい味噌でした。
みそだれ
甘い出し味噌で田楽等にそのままかけて食べれる地元では知らない人はいないだろう必須便利アイテム。
カクキューHP
ういろう
青柳ういろう。ここのCMが耳からはなれません。

味噌を知る ー 八丁味噌 ー

割烹倶楽部,

味噌表紙3-1

日本の気候風土に寄り添って『節を感じて旬のもの』『職人の技』『日本の心』を紹介していく場所「割烹倶楽部」

難しいイメージを払拭して、今の時代に合わせた作り方などを気軽に体験して頂ける場作りを目的とした「割烹倶楽部」。昨年の10月、味噌作りのワークショップを開催しました。
今年も好評につき第二回ワークショップを開くにあたり、[伝統を受け継ぐいいものを見て、知る]事が大事だ!ということになり、スタッフがお勉強しに愛知県岡崎市にある八丁味噌を作ってみえる「カクキュー」さんに味噌蔵見学してきました。

八丁味噌とは大豆のみから作られる豆味噌の一種で、八丁味噌に米味噌を加えたものが「赤出し味噌」になります。「八丁味噌」や「赤出し味噌」は東海圏でよく使われている「赤みそ」です。
この付近は昔、地元で収穫された大豆と、吉良で作られた饗庭塩(アイバジオ)、矢作川流域の良質なわき水と水運が便利であり、味噌造りに適した地域であったそうです。
八丁味噌の名前の由来は、この地域が岡崎城より西に八丁の距離(約870m)にあったため八丁村と呼ばれたことが由来だそうです。
江戸時代よりこの地で八丁味噌を造り続けている味噌蔵は2軒あり、今回見学させて頂いた「カクキュー」さんは1645年創業で宮内庁御用達であったという伝統ある味噌蔵でした。

味噌蔵が黒壁の訳

黒壁の訳見学が始まり、歩いていくと至る所に黒壁の建物をみかけます。
味噌や醤油の蔵に黒壁が多いのは、[発酵食品]を作る時どうしても麹菌の斑点が壁にしみ出してきて見苦しいからとのことです。“とても風情があって素敵”としか思っていませんでしたが、[美]に関しての心配りからだったのかと初めて知りました。

味噌蔵資料館
史料館には貴重なモノが沢山あり、案内の方が丁寧な説明をしてくれました。
昔ながらの生産工程を表現した蝋人形は、昔働いていた方をそのままモデルに制作されているそうで、リアリティ抜群でしたし、何よりも圧巻はやはり実物大桶でした。樹齢100年もの桶を使用されていて、杉の木で出来ているそうです。理由は杉の木が粗い素材で、味噌を寝かす時、程よく呼吸をしてくれるからだそうです。先人の人たちは本当にすごいですね。

恥ずかしながら、そもそもの疑問でもあった[赤みそ]と[白みそ]の違いを聞くと、生産工程で[白みそ]は大豆を煮る。[赤みそ]は大豆を蒸すという違いと、カクキューさんでは赤みそを熟成時にでる“たまり”をとらずに、味噌に全て吸収させるため、濃い色になるという事を教えて頂きました。

味噌蔵2桶に仕込まれた味噌が熟成されている蔵は、中に入っていくと味噌の匂いが漂っていて、整然と並べられた桶の空間は厳かささえ感じます。
桶は一樽で32万杯分もお味噌汁できるそうです!樽のおもしである石は3トンもあり、石を積むのにも10年修行をしてやっと、このように美しく、崩れない積み方ができるそうです。受け継がれている技に終始みとれてしまいました。

日本の調味料の知恵-本当に素晴しいです

Exif_JPEG_PICTURE無料で見学出来て、最後に八丁味噌と赤出し味噌の試飲が出来ました。飲み比べてみると違いがすごく分かりました。
その他、ちょっと気になる味噌ソフトも販売してました!

日本の調味料の知恵って本当に素晴らしいです。
今回で初めて知った事も多々あり、あらためて日本人としての誇りを大切に、知っておかなければ!と思わされる一日でした。皆さんも是非訪れてみてください。
カクキューHP

割烹倶楽部では、難しいイメージを払拭して、今の時代に合わせた作り方などを気軽に体験する事を目的としていますが、先日の割烹倶楽部で教えて下さった先生が[物を作る時に手間等を知っていて手を抜く事と知らずに手を抜く事はものすごく違う]とおっしゃっていた事が今更ながらにココロに響きました。
これからも、スタッフ自らも学びつつ皆様と共有できるような場所作りをしていきます!乞うご期待ください。

全力で誕生日会をコーディネイト!

Atlya BLOG,

誰かを全力で祝ってみるのってステキでは?・・・ということで、
メンバーの得意分野を集結して[全力Birth day]を開催しました。

今回のお誕生日はアンハットコアコーディネーターでもある小澤真貴子さん。
事前ミーティングを経て当日前準備から[全力Birth day]報告します。

当日昼2

当日お昼からのメンバーが次々集結。
前日までに準備した小道具の、最終手入れ大忙しでした。
サプライズパーティの進行表を作成して、みんなで進行の最終ミーティングをしました。

会場準備

会場準備も飾り付け最終段階。
フードディレクター蓮池陽子が小澤さんのイメージを考え、さわやかな早春をテーマに料理を創作。全員でテーブルコーディネイトしました。
イオサワコお手製ウェルカム&メッセージボード・と澤実紀お手製パーティペルソナ&オーナメントもバッチリ。

ひろみダンス&シャンパン
サプライズで主役が部屋に入ったところで、ミュージックスタート。坂本博美によるこの日のためのオリジナルパフォーマンス。
[誰かを祝う=明るい踊りではなく、壊れたお人形から、お花をもらったら素敵。壊れたものが守り続けた心の花・・・を大切な人に。]という事をテーマにパフォーマンスしました。
最終段階にはデコケーキが出て。。。。そして乾杯のシャンパン。
主役の小澤さんは本当にビックリしていました。

EGAO2
なんだか、喜んでくれたみたい。。。。
楽しんでくれたみたい。。。。
ほっと達成感に満たされたメンバーたち。
そして、美味しい食事達。。。。

集合
そして終始ステキな写真をとり続けてくれた、フォトグラファー木内和美。ステキな記録写真が残りました!!

アトリアの主催するイベントも、今回の誕生日会のように、独自性のある視点からイベントを発信していきたいですね!

今後一緒に自分の得意分野を活かしてイベント等、盛り上げて下さるメンバー(例:手仕事が得意・茶道の資格を持っている・映像知識を活かしたい・人とすぐ仲良くなれる・体力だけには自身がある・・・等)を随時募集しています。
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