震災時に何も出来なかった私達にできることを求めて・・・ワタシクリエイト復興編

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震災時に何も出来なかった私達にできることを求めて・・・

震災時、自分たちの体力的な面も、精神的な面でも何のボランティアもできずじまいで、それが「罪悪感」に近い感覚になってしまっている女性って少なくないと思います。
アトリア事務局も自分達らしい、今だからこそ出来ることって何かないものか・・・といつも話していました。
そんな時、六本木ミッドタウンで出会った、マーマメイドの「漁網100%ミサンガ!
ミサンガは復興支援のためという枠を超えて、ファッションとしても単純に「かわいい」と思えるアイテムだったことに驚き、支援している「つむぎや」さん友廣 裕一さんと多田 知弥さんにお話をうかがおうとインタビューへ。

「つむぎや」さんのお仕事とは・・・

出会った人ベースで、人との関係性の中で自分達にしかできなことを、活用されていない資源を活かして仕事にしていくことが自分達の仕事・・・
そう答えてくれたお二人、それがつむぎやさん。
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「流れ」に身をゆだねるような関係性づくり仕事づくり・・・

大学のサークルの仲間だったお二人はwebメディアやフリーペーパーを作ったりする50人くらいが所属する団体を以前は運営していたが、現在は石巻のメンバーとで3人で活動されている。

「関わってく人が増えれば、やってみる、現地にきてもらって、関わってもらって合いそうだなぁと思えば進める」
そんな「流れ」に身をゆだねるような動きを取られている彼ら。

今を牽引するクリエイターたちや多くの人が心地よく巻き込まれるプロジェクトへ

石巻で彼らがサポートするのは「マーマメイド」の他に、「OCICA」というプロジェクトがあります。
牡鹿半島で鹿が多い土地ではありますが、昔のように食材や素材として使われていないことで増えすぎ山を荒らすなどで困っているという課題に直面。これらの問題解決を、お母さんたちによる手仕事ブランド「OCICA」という鹿の角と漁網の補修糸を使ったアクセサリーを作ることで行っている。

今を牽引するクリエイターである「NOSIGNER」の太刀川英輔さんがデザインを担当した鹿の角と漁網の補修糸をを用いたネックレス、ピアスの販路も広まっている。
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販売1号店となってくれた東向島珈琲さんで今回お話をうかがった。
マスターは、震災の時も珈琲時間を提供しに、お店の椅子を持ち込んで、ちゃんとドリップする珈琲を提供しに現地入りされたとか。
物資の協力はもちろんのこと、心の充実のためのマスターの活動はどれだけ皆さん救われた事だろうか。

第二フェーズへ移行するプロジェクトたち

ミサンガのお母さん達もまた、つむぎやの支援により、ミサンガが累計3,000本以上売れた。その彼女たちもすでに次のフェーズへ進展しており、ミサンガであつまった資金で
「ぼっぽら食堂」※方言である「ぼっぽら」には、急に・準備なしにという意味合いがある。
というお弁当屋さんを立ち上げ、お母さんの手作り弁当が反響を呼んでいる。
現在はミサンガ作りのメンバーとしては一人のお母さんが引き続き活動されているそう。

地域とのコミュニケーションデザインは相手が常に主導権を持つ・・・

震災を機に現地入りしたお二人は現地の事業者との交流も広まり、漁協と加工所をつくるという話も浮上しているという。

「震災後は特に、常にむこうに主導権をもってもらい 明確に期日等は設けず、コントロールしないことが大事だと考えています。
例え、「やめたい」という結末になっても受け入れられる 状況をお互い作っておく必要がありますからね。」

明日何をしたら良いの?と、なってしまわないように。。。
A:次回は、この「マーマメイド」「OCICA」に関わる他の人たちにバトンをつなぐべく、インタビューを続けたいです!石巻のお母さん達には絶対会いにいきます!

これを機に、9月に石巻へ向かいました。 アトリア主宰 井尾さわこ の旅はまたレポートします!

アトコレ女性作家の手仕事の魅力を活かし、より魅力的な商品として提供するためにアトリアのメンバーとともに見つめ、発信していくプロジェクト。私たちが日々出会っていく様々な女性作家さんの中で魅力的だったり頑張っていたり、そんなステキな女性をいろんな人に知ってもらいたい。更に、共に新しい商品を発信して新しい形を皆様にご提供します。