<ワタシクリエイトCAMPレポート> ヒビノケイコさん【地方&ニ拠点居住のクリエイティブライフ】

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関西から高知県嶺北地方に移住して9年。都会から山奥へ移住した日々を綴る、漫画日記が注目を集めているヒビノケイコさん。柔らかなタッチの四コマ漫画と本質を突いた文章で構成されたブログはいつも大きな共感、そして気づきや発見を与えてくれます。とにかく、しなやかでとっても自然体なのです。
http://hibinokeiko.blog.jp/
私たちが今回ヒビノさんからお聞きしたかったのは移住&ニ拠点居住の話を通して「女性が自分を活かしながら生きる方法」でした。さて、どんなお話だったのか、レポートを読んでイベントに参加した気分になってみてください♪

何が自分に「ぽっちり=ちょうどいい」か

出産を機に、「この先どこで過ごしたいか」を真剣に考えた結果
旦那さまの故郷の高知県嶺北地方の古民家に移り住んだ、ヒビノさん。

自分の「ぽっちり」を考え出したのは、大学生の頃。
京都の芸大を卒業して社会に出るにあたって、
アート業界で生きていくことに「将来のモデルがないなぁ」と違和感を感じ、
アートだけではなくて、『生き方・暮らし方×アート×自分・まわりの幸せ×仕事』の調和を
常に考えるようになったそう。
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上記がヒビノさんのバランス軸のイメージ。

バランス軸を考えると、なにがその人にとって大切でどこが「ちょうどいい」のかが
一目瞭然に分かって驚きですよね…!皆さんも是非試してみてください!

また、ヒビノさんは学生時代から田舎暮らしに興味があったそうなのですが、
たまたま、自分にとって活き活きとして安らげる場所が田舎だった、とお話してくれました。
土や川、草などがないとダメで、自然がない場所に何日も居ると生気が取り戻せない性質なのですって。

実は、このような自分の性質を知る事は一番最初にやるべきことかもなぁ、と思いました。
田舎暮らしをしたくても、都会が合う性質の方もいるかもしれません。。。
それを知った上で改めて、自分の今考える「理想のくらし」は本当に自分の想いなのか、
一度立ち止まって自分に問うことも必要かもしれないですよね。

さて、ここからもっとヒビノさん流の【自分を活かすヒント】をご紹介していきます!

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ないならつくる⇒柔軟に判断!

最初のヒントは「ないならつくる」と「柔軟さ」。

移住してからのヒビノさんは
1.実験としてのお菓子工房
2.カフェという空間
3.ダイレクトな表現へ…執筆・講座
と働き方を変化させてきました。

軸がしっかりして自立した女性という雰囲気のヒビノさんですが、
移住してから1年くらいは、深い話をできる友人もいないので寂しくて泣いて暮らしていたそう。

そこから「ないものはつくろう!」ということで、旦那さんと2人で理想の街のイメージを描き、移住支援を開始。
いまでは年間40組以上が移住してくるようにまで、移住の輪が拡大したのですって♪
ないなら、つくってしまえば良いんです…!

そしてさらに、「地域の良さ×自分にできること×お客さんが喜ぶこと」を考えお菓子販売を始めました。
高知県は良い素材のものが普通に売られているので、それを利用してお菓子に。
「パティシエではない」のを逆に強みとし、お母さんが子どもに食べさせたいものを商品化し、
パッケージのイラストもデザインし販売しました。
「伝えること」が得意なので、冊子・お便り・メルマガなどで商品を伝え、ファンを増やしたようです。

その後カフェも開業。世界観のあるヒビノさんの理想のカフェで、県外からもお客さんを集める人気店に!
ですが、このカフェは4年ほどで閉店。
この時、自分には肉体労働が向いていないということが分かったのと、
子どもとの時間がつくれないということで、判断したのだそうです。
このように、日々実験しながら、その時々の優先順位で自分たちの暮らしを設計しながら
柔軟に判断していくヒビノさんのお話は、とっても女性らしくてステキだと感じました。

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違和感を大切にして自分を生きる

次のヒントは「違和感」。
暮らしているとき、働いているときなどに「なんだか違うなぁ」や「これは嫌い」というような違和感を感じる時。
あなたはどうしていますか?
ヒビノさんの例でいえば「カフェ経営をしていると、子どもの時間がとれないなぁ」というようなことだったかも。

こんな時は、大きなチャンス!
誰かや何かのせいにするのではなくて
「自分はどうしたいのかな?」という風に建設的に使うのが、ヒビノさんおすすめの方法。
どこでどんな風に暮らしていても、自分はどんな風にしたいのか、
そこに願いがあるから違和感を感じる。だから、自分のニーズを引き出す良い機会なのです。
「その発想の転換が『ワタシクリエイト』的な考え方ですよね」とお話してくれました!
「外側がこうだからこうする」ではなくて「私はこうしたい」と考えることによって、能動的になる!
これは、習慣化したい方法です!

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心と環境の両面からデザインして、自分を活かす

3つめは
「“心”と“環境”の両面からデザインする」こと。

“環境” で、一番必要で不安になるのは経済力ですよね。
その不安の解消は、最低限の暮らしはどれくらいなのかを把握して、
大切なことや大切な人との間で話し合って置くことだというポイントも教えてくれました。

“心” で覚えておきたいのは、3つの“ない”を超えること。
・この状況だからできない
・スキルもない
・わたしには何もない
この3つを「ホント?」と疑い、視点を変えて、「できない」を「できる」に変えていくこと。
そして起こったを受けとめる力を磨くこと。

今の条件に縛られず今の条件をめいいっぱい活かし、
日々自分を育みデザインしていくことが重要なんですね!

自分も周りも大切にできる女性に

最後にヒビノさんから女性へのメッセージをまとめてみました。

「都会の女性達は情報が多すぎて、迷うことが多いかも」
これは打ち合わせ時に、私たちがヒビノさんにお伝えしたことでした。
それに対してヒビノさんは、
「場所を変えたりして、自分との対話の時間を作るとよいと思います」と教えてくれました。
なるほど、やっぱり私たちは自分の内側との対話が足りないのかもしれません…。
う〜む、納得です…。

そして本当にたくさんのヒントを教えてくださった後、ヒビノさんの口から出たのは
「私は怖い女性になりたくないんです」という言葉。

「頑張ってますオーラ全開の怖い女性にはなりたくないんです。
でも、ある程度頑張らないと成果がでない。
そのバランスをみんなで見つけていきたいんです。ほわっとしたところもありつつ頑張るところもありつつ…
そこを皆と作っていければステキだなと思っています」
これには、大共感…!!

このお話を聞いて、
目指すべきは…『ほわっと女性らしく頑張り、自分を大切にし楽しみながら、周りも大切にし、
そして自分から幸せの波紋を拡げていく』
そんな女性だとイメージできました。

まさに、『ワタシクリエイト』そのもののお話でした!!!
ヒビノさん、素敵なお話ありがとうございましたー♪

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