<ワタシクリエイトCAMPレポート> あなただけのライフ&マネープランを作ろう

今回は特にママ向けに、難しいと思われがちな「お金」「ライフプラン」についてのお話です。母親になっても自分のやりたいこと・好きなことをして輝けるように、具体的にそれはいくらかかるのか、また教育費だったり漠然としているものや、見えないものへの不安を具体的に数値化することで現実を知り、不安を取り除いていこう!といった内容で、お話しの後には参加者の皆さんに実際にライフプランシートにそれぞれ記入していただき、お互いに話し合う、勉強会のような回となりました。

高山さん

あなただけのライフ&マネープランを作ろう

お話してくださるのはの取締役でFP(ファイナンシャルプランナー)の高山一恵さん。
元々リクルートの営業出身で金融関係のキャリアは全くなかったそうです。当時は実家住まいで、貯蓄とは無縁の生活をしていて、あまりにひどかったので友人がFPになるための講座を進めてくれたことがきっかけでこの道に進んだそうです。税金や、保険などあまりに知らなさ過ぎたので逆に全てが面白くなり、はまったとか。

FPになってから、高山さんがずっと変わらずポリシーとしてやってこられたことが、「女性のためにお金のことを啓蒙し続けていること」だそうです。女性は男性に比べ人生で結婚、出産、夫の転勤、親の介護と様々な転機が訪れやすいということもあり、その時にお金の知識があるのとないのではその先の人生が大きく変わってくるということをご自身で実感され、他の女性に伝えていきたいと思われたそう。
また、お金は取っ付きにくいものというイメージがありますが、実はやれば誰でもできることで、ただ知っているか、知らないかだけの差なので、気負わずに気楽に学んで欲しいとのことでした。

今回のトーク内容はこちら!
1. 今、日本で何が起こっている?
2. 必ず備えたい「5つのリスク」
3. キャリアについて考えよう
4. オリジナルマネープランのために何をする?

まずは今、日本で何が起こっているのか、何が昔と違うのかお話しくださいました。
10年前、特に女性で相談に来る方はほとんどいなかったのに比べ、今はかなり数が増えているそうです。
原因として、現在は国も会社も余力が全般的になくなってきていて、以前のように国が生活を守ってくれなくなった不安が大きくなっているということです。他には結婚する人・しない人、また子供を産む人・産まない人、シングルマザー、離婚する人などライフスタイルの多様化で「平均的な幸せモデル」がなくなったこと。また男性は78年、女性は85年と医療の進化とともに、平均寿命がどんどん長くなり、「長生きするリスク」が切実になってきていることです。日本は類を見ない少子高齢化社会となっていて、現在の総人口が1億2千万人なのですが、2050年には8千万人に統計上なると言われているそうです。高度成長期に12人の現役労働者で1人の高齢者を支えていたのに対し、現在は2.3人に1人、2050年には、1.3人で1人の高齢者を支えるという、マンツーマン状態になるそうです。となると、やはり、年金や消費税など不安要素は増えるばかり…
なので、これからの時代を生き抜くにはどうすればよいか、というと。
●お金の知識があるか(お金を増やすにはどうしたらよいか、や税金の知識がきちんんとあるかが重要になってきます。)
●オリジナルのマネープランがあるか(自分が幸せになるためのプランはどうしたら良いのか?)

やはり女性はライフステージで様々なことが起こりうるので、どのように変化しても大丈夫なようにシュミレーションしておく。また、今は依存から自立へという方向にどんどんなってきているので、自分自身の選択をしっかりできるように自分で計画を立てておくことが重要となってくるそうです。

では、実際にマネープランを立てるにはどうしたらよいのか?まずその秘訣はというと…
「守り」と「攻め」両者のをバランス良く整えることがポイントだそうです。

守り:病気や失業など予測していなかったことが起きた時のために、きちんと対応できるような備えのこと。
攻め:ライフイベントやキャリア、やりたいことを実現するためには何年後に何があって、いくら貯めたら良いのか、いくらお金を増やしたらよいのかと考えるお金のこと(といった予算)

また、何年後に何があって、いくらかかるのかを考える時に重要なのが、人生の3大資金と言われる、「住宅費用」「教育資金」「老後資金」だそうです。この3大資金は金額が大きいので、上手くバランスをとることが非常に重要だそうです。人生の前半で、住宅と教育資金に費やしすぎてしまって、自分たちの老後資金がなくてどうしたら良いか相談される方が多いとのことで、自分たちが何に重きを置いて、どこにどう使いたいかじっくり考えることが大切だそうです。

高山さん資料1

教育費は家計のブラックホール!

今回はママ向けのトークということもあり、教育資金についてもお話しくださいました。
誰しも自分の子供は可愛いので、お稽古ごとについつい、お金を費やしたくなってしまいがち。でも、これから子供が大きくなるにつれ、どんどんお金がかかってくるので、実は子供が小さい時ほどお金は貯め時なのだとか!要注意ですね!
大学を卒業するまで子供1人の費用がいくらかかるのか、具体的に数字と例を見ながらお話が続きます。私立に入れる場合、塾に通う必要がでてきますが、こちらは年々過熱気味で、塾に入れるための塾に通うなんてこともしばしあるようです。また、お子さんが1人でなく2人の場合に、上の子に費やしすぎて、下の子は公立に行かざるを得なかったなど、良く聞くケースですので、二人に均等な費用を割けるよう、他のライフイベントと照らし合わせて計画していくことがとても重要だそうです。

Takayama_rougo

結局最後はお一人様!備えあれば憂いなし・働き方についても改めて考えよう!

人生で思いも寄らない出来事ってやはり起こりますよね。今から備えておけば、ハッピーな人生が送れるという、必ず備えておきたいリスク5つを教えていただきました。
病気・ケガ、収入の減少・ストップ、最低限の老後の生活、自分の介護、住む家がなくなってしまう!の5つだそうです。自分だけは大丈夫と思わずに、まさかの時に備えて準備してあるだけで、心のゆとりもでき、安心して毎日、後に老後をすごせるかと思います!
また、どうしても女性が長生きするので、最後は結局一人になる!ということから、女性自身がしっかり自分で学ぶことはとても重要だとか。
重要医療保険や住宅プランについて、具体例をもとにいつ何が必要か説明してくださった後は
ライフプランにおいて、とても重要なキャリアや働き方について、FPの視点からお話くださりました。
「収入」とは会社からのあなたの信用を数値化したもの、「就職」とはあなたの時間を会社へ捧げること。収入と就職の意味を改めて聞き、働き方が多様化している今、もう一度しっかりと考えてみる時なのかもしれませんね。
後は、収入も大事ですが、子供を抱えて働いていくにあたり、どうしたら自分が楽しく充実して働けるかを考えることは忘れてはならない、重要なポイントになってきます。

オリジナルマネープランを作ってみよう!

最後の項目、「オリジナルマネープラン」では様々な種類がある金融商品をどう活用していくかのお話になりました。
学資保険、株、投資信託、不動産など本当に様々ありますが、ポイントとしてはひとつに偏らず、バランス良く活用することだそうです。というのも、経済危機や震災などがあった場合、強く影響を受けてしまうので、そういったデメリットをきちんと理解した上でうまく利用することが大事だそうです。また、ライフプランの中でうまく活用するにはただ単にお金が増えれば良い、というのではなく、この商品のこの特徴が良いから自分のライフプランに利用していく、という視点で活用することも大事だとか。

ここで、なぜ、預金だけではいけないのかな?と思う方もいると思うのですが、今の銀行の普通預金の金利がなんと!0.001%だそうです。100万円を2倍の200万円にしたい場合、この金利だとなんと、7万2千年かかるそうです!ということで、自分のライフプランにあった金融商品を学んでいくことが今後ますます重要になっていきそうです。

そこで、上手に活用するポイントとして3つ:
1.日常の生活資金や必要な備えに目途をつけたうえで活用する。
2.目先のマーケットの情勢に振り回されず、長く続ける。
3.金融機関のおすすめではなく、自分で商品を選ぶことができる知識をつける

3番目が一番ポイントで、金融機関は良い商品ほど、宣伝はしてこないので、自分できちんと勉強することが重要です!と強調されていました!
これらをライフステージの変化に柔軟に対応できる運用をすることが大切だそうです。

お話を聞いた後に、皆さんに実際にマネープランニングシートを記入してもらい、ライフプランを立ててもらいました。家族構成、それぞれの年齢、何年後に何があって、それを実現するためにはいくらかかるのか準備したい金額を書き込みます。子供が独立した後に第二の人生をどう生きるかなど、遠い未来のこともしっかりと、一度表に書いてみることが大切だそうですよ!
さて、その感想は? どうだったか感想をシェアしてもらいました。

「実際に金額を入れてみて、必要な金額はわかったのですが、貯め方がわからない!」
「だんなの定年と娘の入学が重なっていました、どうしよう~!」
「衝撃でした!何となく、教育費がかかることはわかっていて、ある程度の覚悟はしていたのですが、自分の老後や、もしもの場合の備えを全く考えていなかったので、どうしましょう!?」
「順調にいってもこれだけお金がかかるので、改めて自分を含め、家族の健康は大事だなと思いました。」
他には、
「漠然とした不安を数値化することで、何が不安なのかを明確にできよかったです。もっとちゃんと数字を出していきたいなと思いました。」
「生涯レベルで考えたことがなかったので、こんなにお金がかかるということが具体的にわかり、良い機会となりました」

など、現実的にきちんと考え対応していこうと、前向きな姿勢はやはり女性ならでは、皆さんしっかりされてます。
どうしよう~・不安だわ~!と言われていた方が多かったのですが、暗くならずに笑い飛ばせるパワーも女性の特徴ですね!
私たちにとっても、参加された皆さんにとっても、良い勉強の場になったのではないかと思います♪

高山さんWS1

高山さんWS2