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2016 8月 | Atlya

Monthly Archives: 8月 2016

<ワタシクリエイトCAMPレポート> ライフ〈バース〉ワークバランス 〜いのちの素晴らしさと、しあわせ育児〜

Atlya BLOG,

単に仕事と子育てのバランスがどう…という話ではなく、命の尊さを説かれている大葉先生。「生まれてきたことが嬉しくなると未来が楽しくなる」をコンセプトにバースコーディネーターとして、妊娠前、妊娠中・産後、そして子供達にも命の授業を伝えまわっていらっしゃる大葉ナナコ先生からワーク・バース バランスとは?そしていのちの素晴らしさ、しあわせな育児についてお話しいただきました。「自分の命はこの世界で一つしかない尊いもの」これから母になる方、すでになられた方、また全ての女性へ、大切なアドバイスとメッセージが盛りだくさんの、涙と笑いに溢れた素晴らしい会でした!それにしても大葉先生の年間300本の講演活動からの流暢なトークは圧巻でした!

oba

新しい命は、私たちの未来

「ワーク・ライフ・バランス」という言葉も大分浸透し、なじみのある言葉になってきたかと思いますが、では「ワーク・バース・バランス」って具体的にどんなことなのか、お話いただきました。

女性はライフサイクルの中で、仕事と妊娠・妊活・育児の両立、どれも大変ですが、女性の体が命を宿すという仕組みになっている以上
どうしても男性に変わりに産んでもらうことはできないので、やはり女性が中心になってより良い環境を作っていくことが大事、とのことです。
ワタシクリエイトでもテーマにしている「自分らしく働く」これは、自分自身の人生を暖かく、嬉しく生きながら働いていくことであり、お金をもらう仕事だけが働くということではなく、ボランディアも働くことですし、未来の子供を育てていくことも立派な仕事ですよね。「人として動く」と書いて働く、色んな働き方があるので、自分らしいエッセンスを受け止めてお話を聞いてもらえたらと思います。

まずは大葉先生が普段どんなお仕事をされているか、紹介してくださいました!
「誕生学」という命のプログラムを作られ、年間425人の講師会員の方がいらっしゃるそうです。6割がママさんで「子育ての経験を社会に活かしたい!」と子育て経験を力にして社会資源化していく、という仕組みで、保育士、助産師、看護師から弁護士、教員など4割の女性が資格を持っているそうです。バースセンス研究所をはじめ、公益社団法人誕生学協会など4つの法人を設立、これらの代表をされています。ベビーと出産にもっとフレンドリーな社会の方が、女性自身が産み育てることも楽しめるし、全ての方が妊娠・出産される訳ではありませんが、95%の夫婦・カップルが子供を希望されていると、国立の社会保障人工問題研究所という所からもでており、いざ産もうとなった時に職場が妊娠・出産の支援をしてくれるのはやはり重要ですよね、と大葉先生。第一子出産の動機はなんと、職場の支援があったから、なんですって!このままの仕事や職場環境で産み育てるのは難しい、そんな時に支援があるのとないのでは大分変わってきますよね!未来の大人を育てるにはやはり資金が必要で、学力をつけてあげたり、健康な食事を用意して、体力だってつけてあげたいし、家族旅行にいって、豊かな心を作ってあげたり、産まれてきて良かった!ってしてあげたいですよね、と大葉先生。そのために、ベビー支援をしてくれる企業や街を増やしたいと思って、企業研修なども行っていらっしゃるそうです。

他にも沢山のプロジェクトに関わっておられ、多忙な毎日を送られている大葉先生ですが、プライベートではなんと5児の母!ご長男は既に28歳だそうです!
去年はお嬢さん方の就活に、大学受験と加えて、何を言っても、無理・微妙しか言わない(笑)中2男子の末っ子でかなり大変な一年だったそうです!またお嬢さんが出産されて初めておばあちゃまになられ、改めて命の繫がりや、命って素晴らしいなと思われたとか!

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恋愛・妊娠・出産・子育ては予定不調和!

子育ては毎日がハプニング、トラブル、フェスティバルとぴったりの表現でお話が続きます。出かけようと思ったらうんちする!とか、何故今なんだ〜!!ということの繰り返し、毎日が予定不調和ですよ!と大葉先生。予定調和は予定通りにいくことで、仕事などはこちらですよね、でも予定不調和は男女の出会いから、妊娠、出産、子育て!全て予定通りにいくことなんてないんです!本当にそうですよね。

大場先生が考える少子化対策とは?

少子化対策は色々ありますが、社会や未来のためにとか、誰かのために産むっていうのはちょっと嫌ですよね。
まずは自分が幸せで、相手も幸せ、二人になったらもっと幸せ!そこにサポートしてくれるチームがいてくれたらとても幸せな環境だと思います。
今日のメインテーマでもある、ワタシクリエイト、まず自分が自分の人生を自分らしく生きる、「私が私らしく生きる、これが生まれてくる子供へのマナーです!」と大葉先生。また、日本の女性は世界一長生きと言われていて、現在の平均寿命は87歳、これが2050年には100歳になると言われているそうです!これは驚きました!ですが、健康寿命というのがあり、それは自分の意思決定ができ、自分で自由に動き回れる年齢で、こちらとなると74歳くらいに下がるそう、そして残り10年数年は寝たきりになってしまうのだそうです。そこで、私たちは自分自身の心と体、またチームである家族の心と体も健康に生きていくことが、私たちが高齢になった時にサポートしてくれる、後輩である未来の子供達へのマナーであるとも言われていました。これってとても健全な少子化対策ですよね!

「ワーク・バース・バランス」

妊娠したら、命の学校に入学する、という思いでいてほしいと大葉先生。仕事で一旗あげてから、もう少し環境を整えてからと言っていたら50歳くらいで産むことになってしまうとか!産んで、育てながら自身も共に成長していくのだから、自分の体が健康で、かつ赤ちゃんが健康に育つうちに出産することをライフプランにいれることが、とても重要だということです。仕事と育児とどちらが大事か?ではなく、仕事も育児もどちらも同じくらい大事です。仕事も子育ての費用を作ることだったり、誰かを幸せにするためだったり、仕事というのはそもそも人を幸せにするものだけれども、自分のお腹の中で始まった命を犠牲にする働き方は誰もハッピーにしないので、働く女性を支援する体制が整った今、私たちの代からそれを変えていきましょう!と力強いお言葉をいただきました。

大切なのは受援力

最後に大葉先生からこれから母になる方、すでになられた方、また全ての女性へ、大切なアドバイスとメッセージをいただきました。
母親が笑顔で子供に愛情たっぷり無償の愛を注いでいくためには、専門家のケア、家族のサポート・支持があってこそのもので、一人でできるものではありません。「人」という漢字は一筆それぞれが支え合ってできあがっていますよね?人と人が支え合って人を育てていくということを忘れずに、きちんと人に頼って甘えることもとても大事です。これを支援を受けると書いて、受援力と言います。「きちんと助けてって言える、「頑張り上手の甘え下手」から甘え上手、お願い上手さんになっていってください。サポートがない中で育児をしている人は世界中誰もいないですからね。どうぞ、一人で根詰めないでくださいね」と優しいメッセージをいただきました。

この後に「うまれる」というドキュメンタリー映画の出産シーンを見て、トーク終了となったのですが、夫婦間の絆、命が産まれる感動の瞬間に思わず目頭が熱くなりました!涙と笑いに溢れたとても心がじ〜んと暖かくなる、愛にあふれた会となりました。大葉先生ありがとうございました!

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<ワタシクリエイトCAMPレポート> クリエイティブに女性を生きよう

Atlya BLOG,

「ぼっち家電…一人で家電メーカーを創業した」ということで、話題のUPQ代表 中澤優子さん!もちろん、プロダクトの格好良さや斬新さでも注目されたわけですが、私たちが気になった点は「一人でどうしてメーカーをやろうと思ったの?」そこにつきます!!
どんな苦労が日々あるのか、創業当時どんなモチベーションがあったのか等、数点の質問に回答いただくという流れでお話を進めていきました!「自分の好き」を追求し、それ以上のマーケティング視点を持ちながら、一番携わりたかった携帯にチャレンジされている点はやっぱりワタシクリエイト!中澤さんもワクワクを大切にし、愛情をもってお仕事されているんだと感じました。

まずはUPQを始めるまでに、どんな経緯があったのか、カシオ退職後、カフェ開業にいたるまでのお話から聞いていきました。

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何故カシオ?何故カフェ?何故あえて嫌いなパンケーキ?!

就職活動をしていた時に、携帯電話を作りたくてメーカーや、企業を調べたところ、携帯を作るには理系でないとダメということを発見したそうです。中澤さんは文系だったので、では営業職として入れないかと思い数社アタックされたのですが、営業となると法人ビジネスなので、経験が物を言う世界で、契約を結ぶのは新人の女子には無理だよ、と受けた全ての企業から断られ、もうダメかと半ば諦めていた時に、カシオから「やってみたらいいよ」と採用され、営業職として入社されました。新規事業部で、開発の現場に営業が入っていたり、これから商品を作っていくという特殊な環境だったのですが、思い切って入社を決められたそうです。

入社された2007年は、Iphone発売とともに一気にスマホブームとなり、ガラケー中心だった今までから徐々に消費が落ち込み、各メーカーとも厳しい状況に追い込まれる携帯電話激動の年でした。携帯の事業部のカシオと日立が合併、その後もNECと合併し3社合同で作るも、状況はままならず、2012年にスマートフォン業界から撤退が決定し、中澤さんもこの時に会社に残るか、退社するか決断を迫られました。

転職を考えていた時に、呼んでくれるメーカーやキャリアさんもあったけれども、業界的に各社厳しい状況が続く中、どこに行っても状況は変わらないと思ったことや、携帯が作りたくて入ったので作れなくなるのであれば辞めようと思われたそうです。また、良い物を作っても世間に出せずに元気をなくしてゆくエンジニアの方々をみるのが辛かったことや、希望退職者には退職金が支給され、通常では貯めることが難しい額であったので、それを元手に新しいことをやるのも面白そうだ!と決断を思い切ったそうです。

そこで始めたのがカフェ!元々カフェを開業してみたい!という想いがあったのですか?という問いに、実は料理も甘い物も好きではなかったのと驚きの答えが返ってきました!スイーツには欠かせない生クリームも嫌いで食べれないとか!!では何故カフェを選ばれたのでしょうか?
「商品企画だったりモノヅクリがやっぱり、すごく好きなんですよね~」と中澤さん。企画や何かを作ってみたいという気持ちはあったものの、当時はまだ誰かと一緒に開発をしたり、色んな人の人生事を背負うことに対して責任はまだ取れないと思われたそうです。そこで、1人でもできることを考えた結果、カフェ経営なら当時の中澤さんの背丈にあった範囲でできることだったので、始めてみようと思ったそうです。
「中澤さんが好きな食べ物や好きな空間を創って提供していこう、と思われたのですか?」という問いに、自分の想いが詰まった大好きなカフェをオープンしたい!というような自分起点の発想ではなく、こういう空間があったらこういう人達を呼んで集めることができるんじゃないか、という企画の視点で(実験のように)やってみたかったという意外な答えが返ってきました。というのも、カシオ時代にある方から「自分の好きな物を作って、そこに同調してくれる人達を集めて、コミュニティを作っていくことは誰でもできて、ここまでは企画としてまだ半人前。自分が理解できない人達から喉から手が出るほど欲しい、と言われる物を作れた時にようやっと一人前になれるんだよ」と言われ、果たして企画力は5年の間でついたのか、実際にチャレンジしてみようと思ったそうです。

このアドバイスをふまえ、そこまで好きではないパンケーキでしたが、中澤さんが好きになれそうなものを作れれば、大好きな人にとってはもっと好きなものになるのではないか!という視点でカフェのメインアイテムに選ばれたそうです。中々こういう考えで決められませんよね!凄いです。また、自分の趣味ではなくても作っていく過程で、作り手の想い入れが、どんどん入っていくことにも気づかれたそうで、「その商品がでてきたら、自分でも買おうかな?と思えない限り、他の人から欲しいとは思ってもらえないんだ!」と日々カフェを運営していく中で強く思われたそうです。カシオ時代にモノを作る楽しさを身をもって体験されたことが、中澤さんの強みであったり、何かを決断する時の原動力のひとつにもなっているのではないかとお話を伺っていて思いました。
商品以外でも、マーケティング視点で、周辺にいる人だけでなく、どういうゾーンの人達を集められるかな?と日々頭を使って過ごすことができたら面白いのでは?と思ってカフェの運営を楽しまれていたのですが、やはりルーチン化してしまい、1人ではできないこと、中澤さんができないことをできる人と何か一緒にしてみたい、カシオ時代に経験したモノヅクリの醍醐味をまた味わってみたい!と、段々思うようになったそうです。

1人で家電メーカー、誕生のきっかけ

そこで、やはり様々なエッセンスが詰まった複雑なモノを、技術を持った色々なプロと議論しつつ、問題を解決していきたいと思われていたので、ハッカソンに出場されました。いくつかのハッカソンに参加された時に、メーカーは暗いけれども、個人は明るいぞ!という風潮に気付いたのと、参加チームでプロトタイプまでできたので、一回のイベントだけで終わらせるのはもったいない!次の試作段階に移れないかと思ったそうです。とはいえ、ハッカソンで出会った人達でチームが結成されるので、全く知らない人同士で資金を集めることは難しかったり、賞金を狙うにしても、知り合いに票がはいっていく現実をふまえて、経産省フロンティアメイカーズ育成事業からのプログラムでモノを再び作ることをスタートされたそうです。結果として、カシオ時代のエンジニアや繫がりのあった方へ発注することになったそうですが、3ヶ月でハッカソンのちょっとしたアイデアがモノにできることがわかり、もしかしたら携帯も個人レベルで作ることが可能なのではないか!とこの時に気づいたそうです。またSIMロックフリーが主体になり、色を選ぶように、携帯自体を選んで変えれる時代が来るだろうと前々から思われていたそうですが、ようやっと来た!という時流も感じ、もう一度携帯を作ろうと思われたそうです。そして2015年7月に株式会社として「UPQ」を立ち上げられました。

その後も、日本にいる時は必ずカフェに立っていられるそうで、オーダーメイドケーキやクッキングレッスンなど新しい試みを設ける他、ランチ営業をするなど、一定の利用者に限定されないために、あえてターゲットを絞らない運営を続けられています。UPQに専念してカフェは閉店、とせずに営業を続けているのにも理由があり、とても中澤さんらしいなと思ったのですが、カフェでのお客さまの行動や心理を観察して、UPQ製品に活かされているところです。お客様に一対一の対応が臨機応変にできるカフェの商品に対し、家電や量産物はやはり、一対多になってしまいます。そこで、どうやったら量産された同じ商品に人間味を込められるだろうと、カフェのお客様を見て何が共通するのか、など色々行動・心理などを毎日カフェ営業を通して、観察されているようです。毎日現場に立っていると、おや?と不思議に思うお客さんの行動が多々あったそうで、ただ「おかしいな、変な人だな」と思って終わりにするのではなく、なんでなんだろう?と突き詰めて考えた結果、発見したことは、人に自慢したい・モテたい、また、自分がよく見えたいと思う人が多く、最終的に消費行動はそこに全て繋がるのだなと思ったそうです。そこで、どうしたら皆が、人に自慢したくなるもの、イイネ!を押してもらえると思うものを作れるだろうと思い、子供でも、おばあちゃんでも、誰が見ても、これは何であるときちんと表現できることが、今の時代のプロダクトに必要なんだな、と気づかれたとのことです。

メーカー時代の経験や、カフェでの考察、発見がUPQのプロダクトに存分に活かされているのだな~と思いました。中澤さんの鋭い視点や、洞察力の凄さもこういう物が作りたい!という熱い想いから始まり、良いモノをつくるために自然となされているのかなとも思いました!本当に凄いです。

他にも沢山面白い裏話や逸話をお話くださったのですが、最後にとても中澤さんらしい、お答えをいただいた下記の質問をご紹介したいと思います。

製品のデザインを決める時の中澤さん流の視点・ポイントは?

どうしたら消費者に製品を魅力的に感じてもらえるか、ということはメーカー時代から常に考えられていたそうです。物が溢れている現代で、デザイン・スペック・価格それぞれ重要で、これらに加え更に「今まで見たことがなくて、面白い!凄い!」と感じてもらえること、またそれが瞬時にわかること、に凄くこだわっているそうです。また、今まで作ったことがない分野のアイテムでも、中澤さん自身が「あったらいいな!」と思うものをこだわりつつ、女性ならではの視点でシンプルなデザインで作られていることです。ガラス製タッチパネルのUSBキーボードなど、一度見たら忘れられない、印象的なデザインが多いUPQのプロダクトですが、見た目だけではなく、きちんとある程度の機能も備えて作っているのもポイントだそうです。

成功の法則は?

ビジネス本やhow to本をあえて読まないようにしているという中澤さん。というのも、目の前の自分の問題を解決するのに、昔の人の法則を当てはめなくても良いし、また誰かがヒントや解決法を教えてくれたら早いのは当たり前ですが、解決していくまでのプロセスが大事だと思っていて、大変ではあるものの、そこをまた楽しまれているそうです。
また「失敗するのではないか?とか、プレッシャーはないのですか?」という問いに、誰とも競争してるつもりも、誰かのためにやっているもなくて、一応ビジネスとして成り立つことは考えた上で、やはり良い物を作りたい、ものづくりをしたいという熱い想いをとても大切にしている、との答えがとても印象的でした!

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日本を飛び出し、ベンチャー、企業など何にも捕われず、ボーダーレスに自由な発想で活躍する中澤さんや、UPQにこれからも目が離せません!新商品や情報など是非サイトをチェックしてみてくださいね!