Daily Archives: 2016年8月29日

<ワタシクリエイトCAMPレポート> ライフ〈バース〉ワークバランス 〜いのちの素晴らしさと、しあわせ育児〜

Atlya BLOG,

単に仕事と子育てのバランスがどう…という話ではなく、命の尊さを説かれている大葉先生。「生まれてきたことが嬉しくなると未来が楽しくなる」をコンセプトにバースコーディネーターとして、妊娠前、妊娠中・産後、そして子供達にも命の授業を伝えまわっていらっしゃる大葉ナナコ先生からワーク・バース バランスとは?そしていのちの素晴らしさ、しあわせな育児についてお話しいただきました。「自分の命はこの世界で一つしかない尊いもの」これから母になる方、すでになられた方、また全ての女性へ、大切なアドバイスとメッセージが盛りだくさんの、涙と笑いに溢れた素晴らしい会でした!それにしても大葉先生の年間300本の講演活動からの流暢なトークは圧巻でした!

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新しい命は、私たちの未来

「ワーク・ライフ・バランス」という言葉も大分浸透し、なじみのある言葉になってきたかと思いますが、では「ワーク・バース・バランス」って具体的にどんなことなのか、お話いただきました。

女性はライフサイクルの中で、仕事と妊娠・妊活・育児の両立、どれも大変ですが、女性の体が命を宿すという仕組みになっている以上
どうしても男性に変わりに産んでもらうことはできないので、やはり女性が中心になってより良い環境を作っていくことが大事、とのことです。
ワタシクリエイトでもテーマにしている「自分らしく働く」これは、自分自身の人生を暖かく、嬉しく生きながら働いていくことであり、お金をもらう仕事だけが働くということではなく、ボランディアも働くことですし、未来の子供を育てていくことも立派な仕事ですよね。「人として動く」と書いて働く、色んな働き方があるので、自分らしいエッセンスを受け止めてお話を聞いてもらえたらと思います。

まずは大葉先生が普段どんなお仕事をされているか、紹介してくださいました!
「誕生学」という命のプログラムを作られ、年間425人の講師会員の方がいらっしゃるそうです。6割がママさんで「子育ての経験を社会に活かしたい!」と子育て経験を力にして社会資源化していく、という仕組みで、保育士、助産師、看護師から弁護士、教員など4割の女性が資格を持っているそうです。バースセンス研究所をはじめ、公益社団法人誕生学協会など4つの法人を設立、これらの代表をされています。ベビーと出産にもっとフレンドリーな社会の方が、女性自身が産み育てることも楽しめるし、全ての方が妊娠・出産される訳ではありませんが、95%の夫婦・カップルが子供を希望されていると、国立の社会保障人工問題研究所という所からもでており、いざ産もうとなった時に職場が妊娠・出産の支援をしてくれるのはやはり重要ですよね、と大葉先生。第一子出産の動機はなんと、職場の支援があったから、なんですって!このままの仕事や職場環境で産み育てるのは難しい、そんな時に支援があるのとないのでは大分変わってきますよね!未来の大人を育てるにはやはり資金が必要で、学力をつけてあげたり、健康な食事を用意して、体力だってつけてあげたいし、家族旅行にいって、豊かな心を作ってあげたり、産まれてきて良かった!ってしてあげたいですよね、と大葉先生。そのために、ベビー支援をしてくれる企業や街を増やしたいと思って、企業研修なども行っていらっしゃるそうです。

他にも沢山のプロジェクトに関わっておられ、多忙な毎日を送られている大葉先生ですが、プライベートではなんと5児の母!ご長男は既に28歳だそうです!
去年はお嬢さん方の就活に、大学受験と加えて、何を言っても、無理・微妙しか言わない(笑)中2男子の末っ子でかなり大変な一年だったそうです!またお嬢さんが出産されて初めておばあちゃまになられ、改めて命の繫がりや、命って素晴らしいなと思われたとか!

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恋愛・妊娠・出産・子育ては予定不調和!

子育ては毎日がハプニング、トラブル、フェスティバルとぴったりの表現でお話が続きます。出かけようと思ったらうんちする!とか、何故今なんだ〜!!ということの繰り返し、毎日が予定不調和ですよ!と大葉先生。予定調和は予定通りにいくことで、仕事などはこちらですよね、でも予定不調和は男女の出会いから、妊娠、出産、子育て!全て予定通りにいくことなんてないんです!本当にそうですよね。

大場先生が考える少子化対策とは?

少子化対策は色々ありますが、社会や未来のためにとか、誰かのために産むっていうのはちょっと嫌ですよね。
まずは自分が幸せで、相手も幸せ、二人になったらもっと幸せ!そこにサポートしてくれるチームがいてくれたらとても幸せな環境だと思います。
今日のメインテーマでもある、ワタシクリエイト、まず自分が自分の人生を自分らしく生きる、「私が私らしく生きる、これが生まれてくる子供へのマナーです!」と大葉先生。また、日本の女性は世界一長生きと言われていて、現在の平均寿命は87歳、これが2050年には100歳になると言われているそうです!これは驚きました!ですが、健康寿命というのがあり、それは自分の意思決定ができ、自分で自由に動き回れる年齢で、こちらとなると74歳くらいに下がるそう、そして残り10年数年は寝たきりになってしまうのだそうです。そこで、私たちは自分自身の心と体、またチームである家族の心と体も健康に生きていくことが、私たちが高齢になった時にサポートしてくれる、後輩である未来の子供達へのマナーであるとも言われていました。これってとても健全な少子化対策ですよね!

「ワーク・バース・バランス」

妊娠したら、命の学校に入学する、という思いでいてほしいと大葉先生。仕事で一旗あげてから、もう少し環境を整えてからと言っていたら50歳くらいで産むことになってしまうとか!産んで、育てながら自身も共に成長していくのだから、自分の体が健康で、かつ赤ちゃんが健康に育つうちに出産することをライフプランにいれることが、とても重要だということです。仕事と育児とどちらが大事か?ではなく、仕事も育児もどちらも同じくらい大事です。仕事も子育ての費用を作ることだったり、誰かを幸せにするためだったり、仕事というのはそもそも人を幸せにするものだけれども、自分のお腹の中で始まった命を犠牲にする働き方は誰もハッピーにしないので、働く女性を支援する体制が整った今、私たちの代からそれを変えていきましょう!と力強いお言葉をいただきました。

大切なのは受援力

最後に大葉先生からこれから母になる方、すでになられた方、また全ての女性へ、大切なアドバイスとメッセージをいただきました。
母親が笑顔で子供に愛情たっぷり無償の愛を注いでいくためには、専門家のケア、家族のサポート・支持があってこそのもので、一人でできるものではありません。「人」という漢字は一筆それぞれが支え合ってできあがっていますよね?人と人が支え合って人を育てていくということを忘れずに、きちんと人に頼って甘えることもとても大事です。これを支援を受けると書いて、受援力と言います。「きちんと助けてって言える、「頑張り上手の甘え下手」から甘え上手、お願い上手さんになっていってください。サポートがない中で育児をしている人は世界中誰もいないですからね。どうぞ、一人で根詰めないでくださいね」と優しいメッセージをいただきました。

この後に「うまれる」というドキュメンタリー映画の出産シーンを見て、トーク終了となったのですが、夫婦間の絆、命が産まれる感動の瞬間に思わず目頭が熱くなりました!涙と笑いに溢れたとても心がじ〜んと暖かくなる、愛にあふれた会となりました。大葉先生ありがとうございました!

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